学びの糸を紡ぐ

自分なりになにかを身に着けていく過程をまとめたり、記録しておきたい心情を残したり。

ベティ・エドワーズ『脳の右側で描け』を読んだ

どんな本?

  • まったく絵が描けない人でも、右脳を使って(左脳によるバイアスに騙されずに)うまくやることで、絵が描けるようになる!という本。

ピックアップメモ

  • デッサンに必要な5つの知覚技能
    • エッジ(「共有された」輪郭線)の知覚
    • スペース(素描ではネガスペースと呼ばれる)の知覚
    • 相互関係(遠近法とプロポーション)の知覚
    • 光と影(「明部と暗部」ともいう)の知覚
    • 全体(ゲシュタルト、「ひとつのまとまり」としての知覚)
      • ゲシュタルトは個別に学ぶものではなく、他の要素を理解した結果おのずと生じるもの

感想

  • ネガスペースの把握、の考え方はとても参考になった。形わからないなーというときにネガスペースに意識を向けるとすんなり理解できたりする。(この考え方を学べた、という点で★3にした)
  • デスケル的なものを使って、エッジをそのまま移せば形が取れる、というのはたしかにそのとおりだし、便利。美大受験をするわけではないので、スマホで写真撮ってデスケルをのっければ簡単に形が取れる。
    • いつまでもそのやり方を続ける気はないが・・・。
  • 人の顔の描き方に多くの紙面が割かれているが、まだ自分は描くのを試したことはない。描くときは読み返したい。

from where?

  • デッサンを学べる読む技術書を調べていたら出会ったので読むことにした。

to where?