学びの糸を紡ぐ

自分なりになにかを身に着けていく過程をまとめたり、記録しておきたい心情を残したり。

母校・桐朋中学の2017年の入試問題を解いてみた

なぜ解いてみたか

現在2歳の子供が将来中学受験をするかもしれない。
中学受験をする場合は塾に通うのが一般的だが、親が教えてなんとかなるならそれもありかもしれない。
そんななか、自分はそもそも中学受験レベルの問題を解けるのだろうか?というのが気になったので解いてみることにした。
自分が桐朋中学出身ということもあり、まずは桐朋の入試を解くことにした。

結果

自己採点だが、以下の通り。
算数→95%くらい?(合格ラインは75%)
国語→70%くらい?(合格ラインは60%)
理科→80%くらい?(合格ラインは65%)
社会→85%くらい?(合格ラインは65%)


算数国語は100点満点、理科社会は60点満点なので、264点/320点(82.5%)くらいか。


試験を受けた感想

  • 全般
    • 普通に今受けても受かりそうなのでホッとした。
    • 四教科あるものの、論理的思考力が十分高ければそれだけで合格点が取れそう。
    • 一方、漢字の書き取りみたいに知識を身に着けなければならない要素も無視できないレベルで存在する。
    • 難関中学に受かるには、4年生とかから塾で勉強して前者も後者もできるようにならなければならないのだろう。
    • 自分は当時小学六年の夏以降から塾に平日通い出したが、それでも一応桐朋くらいの学校に受かったのは、論理的思考力である程度殴れたからかもしれない(社会が大の苦手だったし・・・)。
  • 算数
    • 数学で殴った。子供に教えるなら算数的解き方は学ぶ必要がありそう。
    • ユークリッド幾何の問題、今回は非常に簡単だったので解けたが、パターンマッチ的な要素が強く経験がものを言いそう(補助線引くとか思いつかない)なので、それ用の対策が必要そう。
    • 最後の問題だけ間違えた。
    • 必要十分性をしっかり考えられていなかったので、ついつい「素数に5を掛けた値で3桁となる最小の3つ」を選んでしまった!
  • 国語
    • 難しすぎ。解答例見ても納得いかないのがちらほらあった。
    • そもそも解答例、日本語としてまともじゃないものが多すぎる。文中から抜き出して継ぎ接ぎしようとしているからそうなっている感じだが、そうしなきゃダメなのだろうか???
      • 「幼いころは母親が大好きだったが、小学校高学年ごろから母親が自分の側に立ってくれていない気配を感じ母親の苦しみを理解できていなかったが、有明学園に進学し陸上部で結果が出るようになり、また寮生活を始めたからかもしれないが、母親に対するとがっていた気持ちが和らぎ、母親に感謝し謝罪する気持ちにもなった。しかし、その気持ちは、素直に表現できない自分に対する「新しいわだかまり」になっていた。」
      • ↑変じゃない?
  • 理科
    • 論理的思考力で殴ればだいたい解ける。
    • 石灰水と二酸化炭素が反応して白く濁るの知らなかった。
    • ケアレスミスが痛かった。
  • 社会
    • 暗記も重要だが、論理的思考力で解決できる問題もちらほら。ある程度まともに教育を受けてきたので、8割くらいは余裕で取れて安心。
    • 足利義政を完全に忘れていて笑った。

その他所感など

  • 過去問と解答例は四谷大塚のサイトで全部無料で見られるので非常に助かった。
  • 桐朋レベルの算数は解けたが、これが超難関中学になると自分でも解けなかったりしそうだなーと思っている。いずれ解いてみたい。