学びの糸を紡ぐ

自分なりになにかを身に着けていく過程をまとめたり、記録しておきたい心情を残したり。

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

木田元『反哲学入門』を読んだ

反哲学入門 (新潮文庫)作者:元, 木田新潮社Amazon 要約的なメモ ソクラテス以前の思想家たちは、万物が自然と捉えていた。 ソクラテス・プラトンからヘーゲルまで(ニーチェ以前まで)では、「超自然的思考」を実践してきた。 自然の一部に過ぎない人間が、…

戸田山和久『教養の書』を読んだ

教養の書 (単行本)作者:戸田山 和久筑摩書房Amazon どんな本? 教養とはなにか、教養を身につけるにあたって気をつけるべきものはなにか、教養を身につけるには具体的にどのような道をたどれば良いのか?を書いている本。 感じたこと 総評 とても良かった。…

戸田山和久『哲学入門』を読んだ

哲学入門 (ちくま新書)作者:戸田山 和久筑摩書房Amazon どんな本? 「ありそでなさそでやっぱりあるもの」、例えば意味、機能、目的、自由、道徳・・・。 それを唯物論的・発生的・自然主義的観点から考える本。哲学する営みを追体験する感じの本で、哲学の…