学びの糸を紡ぐ

自分なりになにかを身に着けていく過程をまとめたり、記録しておきたい心情を残したり。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

有馬哲夫『児玉誉士夫 巨魁の昭和史』を読んだ

児玉誉士夫 巨魁の昭和史 (文春新書)作者:有馬 哲夫文藝春秋Amazon児玉誉士夫とその周辺の動きを追うだけで戦後の政争の動きをだいたい把握できてしまうのは、それほどの影響力を持っていたということだろう。政争の知略戦がリアルで面白かった。 現代では安…

猪瀬直樹『昭和16年夏の敗戦』を読んだ

昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)作者:直樹, 猪瀬中央公論新社Amazon戦争の始まるいきさつを、関わる人間の心理や状況を克明に描きながら書いており、引き込まれた。 なぜ負けるとわかっているような戦争が始まってしまったのかよくわかる。東条英機と天皇のやり…

読んだ本への★評価の基準

読んだ本にカテゴリで★をつけている。 ★1〜★5までに分けているが、どういう基準で分けているかをここにまとめておく。 ★★★★★ これを読む前と後で世界が変わった、人生が変わったと思えるような本。 今まで自分が前提としていた価値観、物の見方が覆されるよ…