学びの糸を紡ぐ

自分なりになにかを身に着けていく過程をまとめたり、記録しておきたい心情を残したり。

猪瀬直樹『昭和16年夏の敗戦』を読んだ

戦争の始まるいきさつを、関わる人間の心理や状況を克明に描きながら書いており、引き込まれた。
なぜ負けるとわかっているような戦争が始まってしまったのかよくわかる。

東条英機天皇のやり取り、総理になる前と後の葛藤がとても人間的で面白く読めた。

2021年、コロナ対策やオリンピック強行を見ると、日本はこの頃から進歩していないように見える。
DXの遅れもビジネス上致命的だし、日本が沈みゆく船だという思いは強まるばかりだ。
(だからといって日本を脱出できる力もないので、今日も今日とてS&PやMSCI Kokusaiを積み立てるのである・・・。)




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  • 会社で話題に出て薦められた。
  • 大学受験時に戦前戦後史を面白く学んでいたが、深く学ぶ機会がなくいつか学びたいと思っていた。

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