学びの糸を紡ぐ

自分なりになにかを身に着けていく過程をまとめたり、記録しておきたい心情を残したり。

読んだ本への★評価の基準

読んだ本にカテゴリで★をつけている。
★1〜★5までに分けているが、どういう基準で分けているかをここにまとめておく。

★★★★★

これを読む前と後で世界が変わった、人生が変わったと思えるような本。
今まで自分が前提としていた価値観、物の見方が覆されるような体験を得られたらこれ。
極めて少ない。

★★★★☆

かなり面白いと感じた本。お気に入りと言っても問題ない。
出会えて良かった、読んで良かったと思える。
あるいは、そこまで面白いというわけではなくても、重要な何かをもたらしてくれた本。
同じ作者の別の作品に自然と手を伸ばしてしまうことが多いかも。
★5にはなれないけど、★3は過小評価なので特別扱いしてあげたいな、みたいな本につけたい。
つまり、特別扱いする気が起きない本はすべて★3以下。

★★★☆☆

まぁそこそこ面白かった本。
あるいはそんなに読んでいて面白いとは感じられなかったとしても、考え方に一定の影響を与える内容が書かれていたときもここに該当。
この本自体から得られるものは少なかったが、次の道標を多く提供してくれた場合も該当させて良い。
出会えたことにそこそこの価値を感じられれば★3以上の評価がつくと考えて良い。
大多数は★3になりそうな予感。

★★☆☆☆

少なくともひとつくらいは得られるものがあった本。
例えば、単純にエンタメとして面白かったとか、読むのは退屈で真新しさはなかったけど自分の考えが整理されて良かった、とか。
読んだ実績を手に入れてなんか満足、というケースもここに該当。
出会わずに人生を終えてもまぁそこまで惜しくはないかな、というレベル。

「自分の教養不足でその本の本質に到達できなかった気がする、将来読んだらまた変わるかも・・・」みたいなものも含まれるので注意。
例えばボルヘス『伝奇集』は一週目は★2だったが今では★5だろう。

★☆☆☆☆

5段階評価の中で唯一、負の感情が湧いた本につけられる。
本棚に残しておかなくてもいいかもな、と感じるような本。
★2とは違いむしろ強烈な印象を受けており、ある意味特別扱いしているとも言える(?)