学びの糸を紡ぐ

自分なりになにかを身に着けていく過程をまとめたり、記録しておきたい心情を残したり。

川北 稔『砂糖の世界史』を読んだ

感想

  • 良かった!こういうテーマ史みたいなのをたくさん読んでいくうちに世界史の流れを自分の中に定着させていけると嬉しい。受験世界史の勉強をちゃんとやる・・・みたいなのもやりたいが、それだけだと単純な暗記で記憶が定着しづらかったりするので。
  • 岩波"ジュニア"文庫なだけあって読みやすかった。とはいえ本当にジュニアが読んだら読み通すのが大変だと思うが・・・。

ピックアップメモ(明日からハワイ旅行で時間無いので一部だけ・・・)

  • P42 クレオール
    • 『想像の共同体』で出てきたやつだ!となった。
  • P44
    • プランテーションモノカルチャー発展途上国の原因
    • 本当に、今の価値観からしたらとんでもないことをやっていたよなぁ。
    • この本ではほとんど書かれていないが、「黒人王国」と表現されているところがどんな感じだったのかは詳しく調べたい。
      • 「アフリカにとって奴隷貿易の開始は、現代までに続く外部勢力による大規模な搾取・略奪そのものと言われるが、現実には奴隷狩りを行い、ヨーロッパ人に売却したのは現地アフリカの勢力である。奴隷貿易によりアフリカは社会構造そのものが破壊されてしまった。これに貢献したコンゴ王国、ンドンゴ王国、モノモタパ王国などは衰退の運命を辿った[5]。」wikipediaより。
  • p50 「時は金なり」

from where?

  • 世界史の学習をしていたときに、評判が良かったので読んでみたいと思った・・・みたいな経緯だったはず。

to where?

  • 奴隷制については一度本を読んでおきたい。特に具体的にどういう主従関係になるのか、奴隷はどういう扱いを受けていたのか等。昔なんかの映画を見た時、奴隷と主人の関係がかなり良好に見えて驚いた覚えがある。
  • ウォーラーステイン『入門・世界システム分析』とか?