学びの糸を紡ぐ

自分なりになにかを身に着けていく過程をまとめたり、記録しておきたい心情を残したり。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

真木悠介『気流の鳴る音』を読んだ

気流の鳴る音―交響するコミューン (ちくま学芸文庫)作者:真木 悠介筑摩書房Amazon はじめに(ここに何を書いたか) 本ブログの「XXXX『XXXX』を読んだ」というタイトルを持つ文章は、基本的に自分のために書かれている。誰かにその本を紹介するために書いて…

見田宗介『現代社会の理論: 情報化・消費化社会の現在と未来』を読んだ

現代社会の理論: 情報化・消費化社会の現在と未来 (岩波新書)作者:見田 宗介岩波書店Amazon ピックアップメモ p23 T型フォードは人間の作業の工程を徹底的に分解し標準化し企画し、合理的に組み立てることで、コストダウンを実現した。これは「科学的管理法…

高橋道雄『3手詰将棋 将棋パワーアップシリーズ』に取り組んだ

3手詰将棋 (将棋パワーアップシリーズ)作者:高橋 道雄創元社Amazon 取り組む前の状態 longtime1116.hatenablog.com 1手詰めはウェブ上で50問くらい軽く解いてだいたいわかるような気がしている状態。 取り組み過程 一周目:8月19日~8月30日(12日間) 二周目…

トルストイ『イワン・イリッチの死』を読んだ

イワン・イリッチの死 (岩波文庫)作者:トルストイ岩波書店Amazon どんな本? トルストイの小説。ハイデガーは「死」を描いた優れた書として挙げているらしい。 感想 仕事で自尊心を満たし、家庭は社交する他者に見栄えよいものとして虚栄心を満たし、それに…

中島義道『哲学の教科書』を読んだ

哲学の教科書 (講談社学術文庫)作者:中島 義道講談社Amazon どんな本? 哲学は何の役にたつのか。哲学の問いとはどんなものか。哲学者とはどのような人々か。そもそも、哲学とは何か。みたいなことを平易な文章で伝えている本。 感想 哲学と思想は違う、とい…