感想
- 読んだ所感
- かなり面白かった。こんな漫画とかドラマみたいな世界が実際にあるんだ、とワクワクした。
- ★4にしたのは、学びがあったからというより単純に読んでてドキドキワクワクしたから。
- 自分の人生をより充実したものにしていくために役に立った、みたいなわけではないということ。
- こういう本を読んでいなければ、「いやいや、本当にそんなことやってんの?陰謀論者みたいだね。」というような印象を持ってしまったと思う。
- 具体的な組織については今後変わっていってしまうしその変化を継続的に追う気もないが、似たようなことを各国の組織がやっていくことを考えると、知っておいて損はないだろう。
- 内容について
- 膨大な公開情報を集めて厳選するというとても重要だが地味な仕事を、ちゃんと国が組織的にやっているのは安心だなと思った。経営コンサルタントとか記者と似た雰囲気があるという筆者の感覚についてもなるほど確かにそうなんだろうなと思った。
- 各国要人や危険な組織、マスコミに数年かけて人脈を作ってそこから情報を得たりコントロールしたりするのは、大変そうだけど面白そうだなと思った。
- マスコミを使った印象操作も実際にやっていると書いてあって驚いた。が、一時期から明らかに愛国心を強めるような番組が増えた時期があったり、特定のテレビ局がやたら某近隣国に親密な態度をとっていたりするのは、こういうスパイ活動の結果なのだろうな・・・。
- 選挙の票読みでも内調が活躍しているとは!そりゃその時の首相や自民党が強いのも納得。
- 中核派とか未だに強い意志を持って活動しているんだな・・・。普段全く意識しないが、調べると事件とか出てきて、こういう世界を意識しないでも平和に過ごせていることに感謝せざるを得ない。
- 北朝鮮の金正男がお忍びで日本に何度も来日して銀座の夜の店に通ったりしているというのも驚いた。こういうのを尾行する公安警察の人とか、めちゃくちゃ緊張しそう。でもやりがいありそう。かっこいいな〜。
- CIAとかNSAとか、他国の諜報機関はさらにやっていることのレベルが違うんだろうな。予算も桁違いだろうし。
from where?
to where?
- とりあえず満足したが、こういう本は面白いのでまたたまには読んでみても良いなぁ。