学びの糸を紡ぐ

自分なりになにかを身に着けていく過程をまとめたり、記録しておきたい心情を残したり。

ゲーテ『ファウスト悲劇第二部(上・下)』(手塚富雄訳)を読んだ

どんな本?

省略

感想

  • 第一部と違って複数のエピソードが混ざり合って進んでいくので、読んでいて自分がまともに読めているのか?という気持ちを持ちながら読んでいた感じだった。
  • ギリシャ神話わからなすぎてもったいない。この本のもたらしてくれるはずの面白さを存分に味わえていないはずだと感じた。
  • 手塚富雄氏の解説を読んでいると、この作品を本当に好きなことがわかる。自分はそこまで面白さを味わえていないので、感性や解釈の力、前提となる教養等が大きく異なるんだろうなぁと感じた。
  • オメガトライブの元ネタになっているということだったが、通底するなにかはあまり多くは感じなかった。序盤のWILLの登場のあたりは、メフィストフェレスの登場を連想させるが、それ以降はオメガトライブの物語それ自体が生命を持って動き出しており元ネタの色はほとんど残っていないのかな?と思った。

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