どんな本?
- 画家・小林正人による自伝小説。3部作の1作目。
感想
- とても面白かった。
- 思いを言葉にして激しくぶつけているエネルギッシュな感じがあって良い。読んでいるこっちも勢いづいて一気に読んでしまった。
- 画家になりたい人が画家になるんじゃなくて、ただただ描きたい、描いていなければならないみたいな人が画家になるんだろうなぁと思った。
- 自分みたいに論理的な整合性を重要視したり自身の視点を客観においてどこか冷めていたりするような性質が、この作者からは(相対的に)全然存在しないように感じた。
- 自分の中にある言葉にならない思いとか衝動を、絵にぶちまけることでのみ前に進んでいけるみたいな、そんな感じの印象を持った。
from where?
to where?
- 中と下も読みたくなった。