学びの糸を紡ぐ

自分なりになにかを身に着けていく過程をまとめたり、記録しておきたい心情を残したり。

亀山郁夫『ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟 NHK100分de名著』を読んだ

どんな本?

世界文学史上、最高傑作の一つといわれる本作は、ドストエフスキーが人生の集大成として執筆した大長編小説である。家族・宗教・恋愛・嫉妬・善悪・友情・殺人・破滅といった様々なテーマが盛り込まれ、壮大かつスリリングなドラマが展開される傑作を、ロシア文学研究の第一人者が現代的視点から読み解く。

感想

  • ドストエフスキーの人生の作品への反映、歴史的背景、宗教的背景について、作品を読む前にざっくり押さえられたのはよかった。
    • このような作品だけを読んでもわからないことを、事前にキャッチアップできるのはありがたい。
  • いきなり本編を読んだら面喰らいそうな大量の登場人物の名前に、事前に慣れることができたのは大きかった。
  • 光文社古典新訳文庫の新訳版を翻訳している方が書いた解説本なので、安心して本編に進むことができそう。

from where?

  • カラマーゾフの兄弟』は学生時代に新訳版が出た時以来読みたいと思っていたが、読めていなかった。
  • 読書習慣がついた今だからこそ読み通せそうだと感じたが、また挫折したくないので、事前にこの本を読むことでより楽しく読めるような状態を作りたいと思った。

to where?

longtime1116.hatenablog.com